【インタビュー】中学でいじめにあい不登校になった女性の方

この記事を読んでほしい人
・いじめられたことがある人

・不登校、引きこもり経験者

ゆーた
こんにちは、ゆーた(yuta_okinawa)です!

 

インタビュー22弾!

 

 

今回お話を聴いたのは、ちひろさんです。

ちひろさんは現在、事務職をされていて趣味はライブ鑑賞だそうです。

いじめや不登校の経験をお話してもらいました。

 

ちひろさんのプロフィール

【どんなひと?】

年齢:24歳

性別:女性

出身:兵庫県

職業:事務員

趣味:ウォーキング、音楽・ライブ鑑賞

 

【今まで】

・中学でいじめを受ける

・不登校になり引きこもる

・定時制高校の昼の部に入学

・大学に進学

・1年で大学を中退

・地元の専門学校に入学

・仲間に恵まれ無事に卒業

・現在、中小企業の事務職に勤める

 

【伝えたいメッセージ】

・人生案外何とかなるし、世界は広い

・学校に行っていないことで自分を責める必要は無い

・辛いときは逃げた方がいい

 

【中学時代】いじめにあい不登校になる

 

ゆーた
ちひろさん、こんにちは!

ちひろさんはどんな中学校生活を送っていたんですか?

 

ちひろさん
中学にまともに行っていたのは1年間だけでしたが、勉強・部活に明け暮れていました。勉強に力を入れている中学だったので、クラスの半分以上が中1から塾通いをしていましたね。

 

ちひろさん
私もそのうちの一人で、2つの塾を掛け持ちしていました。

 

ゆーた
塾の掛け持ちってすごい…

 

ちひろさん
それと、部活は吹奏楽部に入っていました。
地域の催しで演奏する機会が多かったので、土曜日も練習があり、まともな休みは日曜日だけだったと思います。
それが中1の秋頃までずっと続いていました。

 

ゆーた
勉強も部活も充実してたんですね!

 

部活内で嫌がらせ

 

ゆーた
学校に通っていたのは1年だけというのは、何かあったんですか?

 

ちひろさん
部活内で軽いいじめが流行ったのが始まりです。最初、いじめのターゲットは、小学生の時から仲の良い友達でした。


ちひろさん
主犯の子達はその子を無視し、お昼ご飯のグループから除け者にしたり、聞こえるように悪口を言ったりしていました。私も主犯達と一緒になってその状況をニヤニヤ、ヒソヒソ、クスクスと楽しんでいました。

 

ちひろさん
そんなある日、それまで無視を決め込んでいた主犯が、ターゲットの子と楽しそうに話している姿を目撃しました。嫌な予感がしましたが、的中しました。ターゲットが私に変わったのです。

 

ゆーた
急な展開ですね…


ちひろさん
カースト上位から下位に堕ちた日々は地獄のようでした。登校時は、待ち合わせ場所に私が来るのが見えた瞬間、私を置いて早足で学校に行ってしまいました。
下校時も私だけ置いていかれましたが、気づいていない振りをし、主犯達に追いつこうと、転びそうになりながら必死に坂を駆け下りました。

 

ちひろさん
やがて無視されるようになり、一緒に帰ることもやめました。

 

クラス内でも孤立

 

ゆーた
それからはどうでしたか?

 

ちひろさん
いつからか、部活内だけではなくクラスの女子全体から浮いた存在になっていました。休み時間、教室の一角に女子のほとんどが集まり、私の方を見てヒソヒソ話している。

 

ちひろさん
何も気づいていないクラスメイトが「こっちの方見て皆何か話してるけど、何なんやろな?」と問いかける。

分かっていたのに、分かっていない振りをして「何やろな」と明るく答えるしかありませんでした。

 

ゆーた
部活にもクラスにも居場所がないのは辛すぎますね…

 

ちひろさん
誰かとしていたことを一人でして、その姿をクラスに晒すことが惨めでしょうがなかったですが、それに気づいていない振りをして、クラスメイトにいつも通り話しかけましたが、気まずそうな顔で無視されたりもしましたね。

 

ちひろさん
塾では一番上のクラスに居続けていたので、夜遅くまで勉強をしていました。
塾が無い日も宿題や自習に追われ、学校や勉強のストレス、睡眠不足が重なり、頭皮に大量に湿疹が出来てしまいました。

 

ゆーた
なるほど…

 

親にいじめを打ち明ける


ちひろさん
無視されてから2ヶ月が経ったとき、とうとう親に打ち明け、休部することにしました。部活を休んでも、当然ながらクラスでは孤立したままです。

 

ちひろさん
冬休みを迎え、年明けから心機一転耐えようと何日かは学校に行きましたが、クラスメイトに暴言を吐かれ限界に達した私は、次の日の朝、ベッドから出ることが出来なくなりました。

 

ゆーた
相当限界だったんですね…

不登校に関してご家族はどのような反応でしたか?

 

ちひろさん
家族は困っていたと思います。
ですが学校に行くことを強要されたりは無かったので、そこはよかったです。

 

ゆーた
寛容なご両親だったんですね!

 

ちひろさん
親は、一度決めたことは覆さない私の性格を理解していたのもあって、諦めていた、というのもあったと思います(笑)

 

【不登校】昼夜逆転の生活を送る

 

ゆーた
不登校になってからはどうでしたか?

 

ちひろさん
学校に行かなくなって数日は、精神的にとても不安定で泣いてばかりでした。自室から出ることはほとんどありませんでしたね。


ちひろさん
「何もしたくない。勉強に関するものを一切見たくない」と言って、大量にあった教科書や塾のテキスト、通信教材のテキストが目に入らないように、全て部屋から出したことははっきりと覚えています。


ちひろさん
運び出す途中、学校に行っていたときのことがフラッシュバックされて、怒りと悲しみを教科書やノートにぶつけ、ビリビリに引き裂いたこともありました。


ちひろさん
この頃は自己嫌悪がとても激しく、死にたいとずっと思っていました。


【不登校中思っていたこと】

「本来なら行かなければならない学校に行かず」

「親を困らせ、泣かせ、迷惑をかけている。」

「何でこんな自分が生きているんだろう。」

「生きている価値なんて何も無い。」

「私が死んだらもっと家計も楽になり、家族皆が喜ぶ。」


ちひろさん
そして、元々夜型生活の傾向がありましたが、ここで完全に昼夜逆転の生活を送るようになってしまいました。

 

ちひろさん
学区内トップの高校を目指す塾に通っていたため、学校にも塾にも行かなくなる→トップ校に行く目標も達成出来ないと考え、「こんなはずではなかったのに」とずっと悔やんでいました。

 

ゆーた
そうだったんですね…

 

【高校時代】自由な校風の定時制高校に通う

 

ゆーた
高校はどうでしたか?

私も中学の時にいじめられていたので、あえて誰も行かないような遠い高校を選んだ記憶がありますね。

 

ちひろさん
とにかく朝起きられなかったので、通信制か定時制を考えていました。
通信制はレポート提出が多いイメージがあり、作文が苦手な私は定時制を選びましたね。


ちひろさん
定時制というと夜間が一般的ですが、3部制を導入している高校が通学圏内にあったので、そこを選びました。

 

【3部制】

・朝からの部
・昼からの部
・夜からの部

 

ゆーた
3部あるって珍しいですね!

なんか定時制って4年制みたいなイメージがあります。

 

ちひろさん
ゆーたさんのイメージ通りですよ!

通っていた高校では、90分の授業を2科目という時間割が通常です。

それだと卒業まで四年かかるので、三年で卒業したい人は、所属している部以外の授業を受けて、単位を増やすことが出来るんです。

 

ちひろさん
時間割も大学のように自由に決められるので、クラスで受ける授業はHR以外ありませんでした。

 

ゆーた
おー、時間割自由に決められるの良いですね!

 

ちひろさん
レベルに合った授業や、関心のある授業を受けられるのは嬉しいですよね。
保育やボランティア、フードデザイン、スペイン語や朝鮮語など、ほんまに色々ありました(笑)

 

ちひろさん
制服も校則も宿題もチャイムも無く、本当に高校なの?と疑われそうな高校でした。
校内にはオタクやギャル、ヤンキーはもちろん、軍人の格好をした人や、仕事終わりにバイクで登校する人もいましたね。


ちひろさん
そしてトイレでは毎日、タバコの吸い殻と臭いが充満していました(笑)
皆がのびのびと過ごしているので、いじめの話は一度も聞かなかったですね。

 

ゆーた
自由で羨ましすぎる…

今高校受験したら、その高校行きたいです(笑)

 

ちひろさんの学校生活

 

ゆーた
ちひろさんの学校生活どうでしたか?

 

ちひろさん
1年生のときに、「朝起きるリハビリ」として、午前中の授業を受講しましたが、2年間続いた昼夜逆転生活はそう簡単に変えられず、単位を落としてしまいました。

 

ゆーた
単位制となるとなおさら行かなくなりますよね(笑)

 

ちひろさん
2年生になり、3年間で卒業するには夜の授業も受けて、単位を取らなければならないことを知り、週に2回、21時まで授業を受けていました。
その頃、10時に起きて3時に寝るという完全な夜型生活だったので、全く苦ではなかったです。

 

ちひろさん
夜の部の子と仲良くなったり、彼氏が出来たりと、とても楽しかったです。この頃から、学校が楽しいと思えるようになりました。

 

ゆーた
おーいいですね!(´▽`)

 

大学と専門学校

 

ちひろさん
それから、中学の同級生を見返したく大学進学をしましたが、片道2時間半の通学時間、周りとの学力の差、課題の難しさに心が折れ、2〜3ヶ月で休みがちになり、休むと余計行きづらくなって、しまいには完全に行けなくなってしまいました。

 

ちひろさん
憧れていた大学生活とは真逆の生活。大学というものに懲りて、休学したのち退学することにしました。
「このまますぐ就職するか?」と悩みましたが、就職するにも自分のアピールできる点がないということで、資格を取得するために、専門学校へ進路を変えることにしました。

 

ゆーた
そうだったんですね…

専門は何系の学校だったんですか?

 

ちひろさん
そこはビジネス系の資格取得が可能な学校でした。
同級生は同じように大学を退学した人が何人かいて、少人数制だったこともあり、すぐに大半の人と仲良くなれました。

 

ゆーた
おー、ビジネス系だったら実用的でいいですね!エクセルの数式とかめちゃくちゃ使うから、もっと勉強しとけばよかったなって思いますもん(笑)

 

ちひろさん
エクセルやワードは、学校で習う知識と実務で必ずしも一致するわけではありませんが、敬語や電話応対を学ぶビジネスマナーの授業はとても役に立っています!

 

ゆーた
じゃあ、専門学校を卒業してから現在のご職業って感じなんですねー!

 

ちひろさん
そうですね! 専門学校では目標だった資格取得も達成できましたし、一つの自信になりました。

 

ゆーた
紆余曲折ありましたが、資格の取得で自信につながったんですね!

 

【過去の自分へアドバイス】人生どうにかなる

 

ゆーた
最後にですが、中学時代や大学時代のちひろさんにアドバイスすればなんて言いますか?

 

ちひろさん
もっと人を頼っていいし、今が苦しくても、人生ってどうにかなることの方が多いよ』と伝えたいです。

 

ちひろさん
特に中学時代は自分の殻にこもっていて、周りの人を信じることが出来ませんでしたし、これから10年、20年とずっと家に引きこもっているんだろうなと考えていました。でもそんなことはなかったです。

 

ちひろさん
環境が変わればそばにいる人も変わるし、自分の考え方も生き方も変わります。なんとかなるというと軽く聞こえるかもしれませんが、『大丈夫だよ』と言いたいですね。

 

ちひろさん
あとは時間があるのだから、語彙力をつけるために本を読むことと、習い事など、学校以外の居場所を作っておいてもよかったかもしれませんね。

時間があるうちにもっといろんなことを経験しておきたかったです(笑)

 

ゆーた
たしかに現実的な話、働き始めると時間取りにくいですもんね〜

今回はお話を聴かせてもらってありがとうございました!

 

ちひろさん
こちらこそありがとうございました!
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ゆーた

大学を中退したフリーターです。 今沖縄の離島でゆるーく生きています。 毎日10時間寝たい!5000兆円欲しい!

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