【インタビュー】大学受験でうつ病になったエンジニアの方

この記事を読んでほしい人
・母親が過保護だった人

・学歴主義の家庭で育った人

・精神病院に入院したことがある人

ゆーた
こんにちは、ゆーた(yuta_okinawa)です!

 

インタビュー20弾!

 

 

今回お話を聴いたのは、受験で高すぎる目標を掲げられ、そのストレスが原因でうつ病になったこころさん(@kkr_th)です。

こころさんは現在エンジニアとして活動されています。

過保護や学歴主義の家庭で育った方は必見!

 

こころさんとは?

【どんなひと?】

年齢:26歳

性別:男性

出身:茨城県

在住:埼玉県

 

【趣味】

・散歩

・哲学

・開発

 

【経歴】

・母親は壮絶ヒステリー、父親は仕事一筋

・9歳の時に希死念慮を覚える

・親を喜ばせるために偏差値74をマーク

・とてつもなく高い目標を両親から掲げられる

・そのストレスが原因で精神科病院に入院

・治療を開始するが全く改善せず3年経過

・人生が変わる気付きを得、本格的にリハビリを開始する

 

きつね
こころさんはブログもされています!

 

 

【子ども時代】過保護な家庭環境

 

ゆーた
こころさん、こんにちは!

こころさんは、どのような家庭環境で育ったのですか?

 

こころさん
私、姉がいてその弟として生まれたんですけど、両親はともに働いていて、父は教師、母は郵便局員という感じでしたね。

比較的、裕福でした。

 

こころさん
私は頼りなく見えたのか親は過保護な雰囲気が強く、姉には自分の部屋や小遣いはあるのに自分にはありませんでした。

かなりハブられていましたね(笑)

 

ゆーた
なるほどですね。

小学校3年生のときに希死念慮*を覚えたということですが、何かきっかけがあったんでしょうか?

*希死念慮:具体的な理由はないが漠然と死を願う状態のこと

 

こころさん
明確に思い当たる節はないんですけど、やはり家族との接し方だったと思います。

極度の緊張があったので小学生時代からいじめられていたのですが、その様子を見た母親は「息子が弱い」と認識したのか無意味に責められることが多かったです…。

 

こころさん
それに対して私は自己表現できない上に親が怖かったので泣くことしかできなかったんですね。中学校に行ってもいじめられることはありました。

 

【高校】受験でうつ病になる

 

こころさん
そんなことがありつつも高校受験はサクッと突破したので高校は偏差値が高く、環境も県内トップクラスで生徒の質も高くいじめられることはなくなったので非常に充実した生活は送っていました。

 

ゆーた
おー、いいですね!

 

こころさん
成績についてはうるさかったので、それはなんとかしたいとずっと考えていましたが…。

高校受験が終わった時に、親を喜ばせる目的で高校に入る前の春休みから勉強を開始したんですよ。

 

ゆーた
春休みから勉強ってすごいですね(°_°)

 

こころさん
「中学生の時から、成績に関して母親がうるさかったから頑張ろうかな」って。実際、偏差値も74までいきました。

受験できなかったので無意味でしたが…。

 

ゆーた
あれ、こころさんは大学受験をされなかったのですか?

 

こころさん
高2の秋に模擬試験で偏差値74をマークしたんですけど、それを見た進学校の進路指導部の父親が「目標を上げよう」と言って、高3の春から東大の一つ下の大学に進路を変えたんですね。

 

こころさん
その年の秋まで成績が全く上がらなくて、推薦があったのですが(MARCHのRです)、そこに行こうとしたら「そこは偏差値が低いから行くな」と親から言われ、推薦は取れませんでした。

 

ゆーた
受ける大学を指定されるのは嫌すぎですね…

 

こころさん
秋に親から志望校に決められた大学のオープンキャンパスに行ったのですが、やっぱり何か違うなと思い、受験そのものをやめたくなってうつ病になり入院しました。

なので、受験はしていません。

 

精神病院での話

 

ゆーた
入院ってめちゃくちゃ重症ですね…

 

こころさん
そうですね…。

入院は高3の秋から年末にかけてでした。

精神科病院の入院って、いくつか病棟が分かれていて、症状の重さごとに入る患者さんが違うんですよ。

 

こころさん
私は比較的軽めで、早く治療して早く復帰するタイプの病棟でした。

 

こころさん
入院中の生活状況については、「ブラックジャックによろしく」を読んでください笑

確か今だと検索して無料で全部読めたはずです。

本当にあんな感じなので。あの漫画、非常によくできています。

 

引用:ブラックジャックによろしく,佐藤秀峰

 

 

ゆーた
当時の生活状況やお気持ちはどんなでしたか?

 

こころさん
気持ちとしては、受験勉強の最中に無理矢理入院したので、「とにかく勉強したい!」と思っていましたね…。

親に頼んで教材を病室まで持ち込んでもらって。

 

こころさん
もちろん、薬の服用も始まったのでろくに解けませんが…。

いきなり勉強しないという生活が、できなかったんですよね。

「とにかく問題を解きたい」と。

 

こころさん
入院中の持ち物の持ち込みは刃物・PCなどは制限されてしまいますが、本などの娯楽品はスタッフのチェック込みで持ち込みが許可されます。

まるで刑務所です。

 

ゆーた
精神科病院の入院は「普通の入院」と全然違うんですね…

 

【精神病院の持ち込み禁止物の例】

ドライヤー
ライター
カミソリ・ナイフ
アルコール類
ガラス製品や陶器類など割れやすいもの
携帯電話
シンナーなどの揮発物
その他危険物と認められるもの
パーソナルコンピューター
その他高額なもの

参照:医療法人豊済会,小曽根病院,精神科入院

 

【退院】その後もリハビリ

 

こころさん
退院後、私は現在の仕事に就いて社会復帰するのに8年かかりました。

退院した翌年に予備校に行ったのですが、体調不良と薬の副作用、授業についていけないなどの理由が重なり諦めました。

 

こころさん
リハビリをした後も医師から「様子を見たい」という理由で2年かかって委託訓練*に臨んでいます。

病状は施設でご飯を食べたら回復しましたが、時間は必要以上にかかっています。

*委託訓練:障害者の職業技能を磨く障害者職業能力開発校から、企業や社会福祉法人、NPO法人、民間教育訓練機関に委託し行っているのを「委託訓練」といいます。

 

ゆーた
なるほどですね…

 

現在について

 

ゆーた
現在エンジニアということですが、エンジニアにはどういった経緯でなられたんですか?

 

こころさん
とあることでインターネットで知り合った方が副業を始めていたんですよ。その方から依頼されて「ヤフオクの出品を手伝ってもらえないか」と言われ、元々私は働いていなかったので喜んで引き受けました。

 

こころさん
その中でとある作業が規則的だったので「これはある程度効率化できるのではないか?」と思い、中学生時代に知った言語でソフトを作ったんですね。

 

ゆーた
(すごい…)

 

こころさん
それがめちゃくちゃ喜ばれて「これ他の人はできないんだ」と思い、人づてで他の人の手伝いをコードを書いてお手伝いしたりして、それで最終的に今の会社に入るポートフォリオになったという流れでエンジニアになりました。

 

ゆーた
おー、人生何があるか分からないですね!

 

【将来】お金を貯め活動範囲を広げる

 

ゆーた
将来の目標とか計画とかってありますか?

 

こころさん
将来の目標は、病気に関しては最近はほとんど症状は出なくなってきたのでまずはお金が欲しいですね…。

活動範囲広げたらいくつか仕事の誘いが来たので、無理のない範囲で手を広げようと考えています。本当に感謝です

 

ゆーた
お仕事の範囲も広がってきたということですごい!

お金貯めて具体的に何やるかとかお伺いしてもいいですか?

 

こころさん
お金を貯めたら、まずは自分の活動領域を増やすためにスキル強化やビジネス勉強ですね。今の時代、病気があろうがなかろうが払わなければいけないお金は一緒なので。今の時代、お金は大切だと考えています。

 

ゆーた
たしかに、お金なかったら何もできないですもんね

 

過去の自分にアドバイス

 

ゆーた
最後にうつ病で苦しかった過去の自分にアドバイスを頂けますか?

 

こころさん
「消去法で生きることになっているけど、君の未来はとても明るいぜ!」

 

ゆーた
ポジティブな感じでいいですね!

今回はお話を聴かせて頂きありがとうございました!

 

こころさん
それでええねん。

 

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ゆーた

大学を中退したフリーターです。 今沖縄の離島でゆるーく生きています。 毎日10時間寝たい!5000兆円欲しい!

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